出産による収入減少とマンションの購入について

今年の関東は空梅雨でした。いつのまにか毎日猛暑日が続くようになってまいりましたがお変わりありませんでしょうか。いつも住まいスタジアムをご利用いただきありがとうございます。

大人になってからも、何歳までにこれを叶えたいという願望はございませんか?
今回ご紹介するご相談事例は、いま働いている奥様が出産予定ということに加え、新しくマンションの購入もご検討なさっている、新たな生活のスタートを目前に控えていらっしゃるお客様です。

お悩みの内容は

  • 奥様が出産、育児のため職を離れてしまう
  • 奥様はその後育児に専念する予定
  • 60歳までにはローンを返済したい(現在30代)

そのうえでマンションのご購入が適切かどうかというものでした。

まずはポイントとなる、共働きの状態から収入が減少してしまうことを踏まえ、キャッシュフロー表を作成させていただきました。その結果、奥様が育児に専念されている状態でもローンが返済できるという見通しがついたためご購入をご決断されました。

ご希望では60歳の定年を迎えるまでにはローンを完済したいということでした。前回のお客様同様保険料控除などを利用し、20年で完済が可能なプランをご提案させていただきました。

プランの提案としては以下の通りとなります。

  • 約20年で全額返済となるため、全期間固定ではなく固定20年金利プラン(当初引き下げ優遇)を勧める
  • 住宅ローン控除を最大に使うため10年間は繰り上げ返済を行わず、貯蓄を行う
  • 長期間加入されていた保険の見直し、ご家族にマッチするものを再確認
  • 控除期間終了10年後に繰り上げ返済、その後固定金利期間終了時に繰り上げ返済でローンを完済可能

住宅ローンについては、返済期間20年間の金利上昇リスクが無く、固定金利期間終了の21年目から金利が高くなるため、その時点で繰上げ返済するメリットが出てくる、固定20年タイプをオススメさせていただきました。

人生の中で様々なライフイベントがあり、そのたびに多少なりとも生活は変わってまいります。

このような状態になったらどうしよう?この年齢までにはこのような生活を送りたい。
お客様の様々なご要望を実現するためのご相談、待ちしております。

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